1954-03-04 第19回国会 衆議院 議院運営委員会 第22号
問題は、同僚有田君に対する逮捕許諾の際の院議決定に関する問題でございます。私は、あのような院議の決定せられた直後に、立法府としては行き過ぎな院議ではなかろうか、検察当局が要求したる逮捕の請求に対する答えは、それを承諾するか、拒否するか、この二つ以外に残つていなかつたということを申し上げた。
問題は、同僚有田君に対する逮捕許諾の際の院議決定に関する問題でございます。私は、あのような院議の決定せられた直後に、立法府としては行き過ぎな院議ではなかろうか、検察当局が要求したる逮捕の請求に対する答えは、それを承諾するか、拒否するか、この二つ以外に残つていなかつたということを申し上げた。
同僚有田君はいかなる犯罪事実によるのか、容疑によるのか、私は知りませんが、内閣総理大臣から堤衆議院議長にあてたる逮捕許諾請求書には、五十万円の金を何がしかと共謀して官吏たる身分の者に贈賄した共犯の容疑であるということでございました。犯罪の内容については、私どもはここで論じようとは思いません。
同僚有田君をして堂々たる政治家として進退せしめんとするなら、その有田君の心情を生かしてやりなさい。何たる卑劣千万、承諾を与えたくないのだが、世間体をおそれて承諾を与える、しかしながら、そこに条件付で検察当局を縛らんとするがごとき行動、それはよろしくありません。悪例です。そういうことは、国会はなしてはならぬのです。私は、そんなことは動議にならぬと思う。
ただいま同僚有田議員があなたに適切なる形容詞を呈上したが、まつたく匿名組合であると言いながら、あなたの不利益なことは全然これを蹂躙して顧みない。こんなことでは物事の筋が通りません。と申し上げたところで、あなたの答弁はひようたんなまずみたいなことで、それを貫く誠意は一片も見受けられません。私はこれ以上質問いたしません。
○藤田委員 先ほど同僚有田委員の動議も出ておりますし、この際理事会を開くために、休憩せられるようお願いいたします。 〔「採決々々」と呼ぶ者あり〕
○藤田委員 ただいま同僚有田君から実に心外な発言がありまして、私はこれに対する弁解の必要も認めないのでのります。ただいま数分前、ある人かつ新聞を見せていただきまして、実は全然私に覚えのない報道がしてありまして、驚いたような次第でございます。ただ問題は、公文書ではございません。一つの新聞でありまして、その報道の真実性に対しましては、私は疑念を抱いております。
先ほど同僚有田委員に対して、日銀総裁は、相互銀行の為替取扱いの問題について御説明がありました。大蔵省で認めても、必ずしも日銀ではこれを認めるわけには行かない、但し大蔵省と日銀との間のことだから、これはうまく行くだろう、こういう御趣旨の答弁があつたようにお伺いいたしました。そういう意味は、私は非常に曖昧模糊としてはつきりしないのです。
○庄司委員 ただいま同僚有田君より、鉄道職員のサービスがだんだんとよくなつたという発言があり、それに対して総裁のたいへん感激的なお言葉がありました。
昨日も同僚有田議員から税務のことについて引例されました中で、鶏を育成して卵を生ませることが真髄でなければならぬということがありましたが、これはやはりこれにも当てはまる至言ではないかと思います。根本をなくして何の国税であるかということも、言い得るのではないかと思うのであります。いやしくも法を行う上において十分この点を御考慮に置かるべきであると、私は考えざるを得ない。